トム・ハンクスの髪型が・・・(^^;
製作年度:2006年[アメリカ]
監督:ロン・ハワード
上映時間:150分
出演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ジャン・レノほか
オフィシャルサイト:http://www.sonypictures.jp/homevideo/thedavincicode/index.html
3/10
事件が起こったのは、パリのルーヴル美術館。全裸で横たわっている死体は、なんと館長のジャック・ソニエールだったのだ。 死体のそばには暗号が――――――――――――――。 その日、ソニエールと面会を約束していたラングドンは警察から疑惑の目を向けられる。 そんな中、暗号解読官が来た。彼女は死んだソニエール館長の孫娘、ソフィーだった。 ラングドンを疑い、巧みに質問をするファーシュ警部。 ソフィーは、ファーシュがラングドンを逮捕しようとしている事を察知し、ラングドンを救出することに――。 上手く美術館を抜け出した彼らは銀行などを経て、宗教学家のリー・ティービングの邸宅へ。 逃げ切ったはずの彼らを警察とは別の追っ手が二人を追っていた・・・・・・・ ダヴィンチが自らの絵画に隠した暗号とは? シオン修道会、聖杯、幼き頃のソフィーが見た光景・・・・全ての謎は二人によって解明される!?
原作は今もなお世界中で大反響を呼んでいる歴史ミステリー大作『ダヴィンチ・コード』。
映画化される結構前から、原作は3度ほど読んでいたので映画化が決定された時は本当に期待と喜びで満ち足りていたが、いざ映画を観てみると・・・
原作のようなスリルや知的興奮は無く、ストーリーも展開が早過ぎたりして、ちょっと期待外れ・・な感じでした。
この映画は、客が原作を読んだという前提で作られてる気がします。
まぁあの内容の濃い原作を忠実に映画にしようとしたら4時間はかかるだろうし、原作読者の期待に応えるのはかなり難しいと思うんですけどね。
その面を考慮すると、この映画もまぁ上手く150分に収めたな・・という思いもあります。
あと、原作を何度も読んだ私には、ストーリーも分かってたし、割と楽しめたんですが、原作を読んでいない人あるいは興味本位でこの映画を観た人には
さっぱり内容が分からないと思います。あと、気になったのがトム・ハンクスの髪型(笑
原作のラングドンのイメージとはかなりちょっと違ったが、オドレイ・トトゥ演じるソフィーはイメージ通りだったし、成功だったように思われます。
また、ジャン・レノやイアン・マッケランらの繊細な演技も良かったが、総合的に見るとキャスト配役はイマイチ・・・。
ストーリーがかなり要略されてるように思えるのも内容が薄いと感じるのも、原作が素晴らしすぎるから・・でしょう。
もしも自分が監督だったら、ダヴィンチコードは3部作か前編・後編二部作にしますね。全体を通じて、この映画は急ぎすぎ・・という感じでした。